インプラントのよくある質問・疑問
インプラントのメリット・デメリットについて
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Q.入れ歯と比べて、インプラントの一番のメリットは何ですか?
A.インプラントは、本当の歯のように噛むことができます。食事だけではなく、天然の歯と同様に話したり、大きな口をあけ、口元を気にせず笑ったりできます。以前、自分の歯があった時のように生活ができます。
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Q.インプラントは、入れ歯のように途中で合わなくなったりしますか?
A.インプラントの治療はあごの骨にインプラント本体(土台)を埋め込みますので、基本的には合わなくなることはありません。しかし、噛むくせで天然の歯が動いてしまったり、長期的にインプラントのかぶせ物が減ってきてしまい、噛み合わせが変わってくる場合があります。お口の中全体のメンテナンスが必要です。
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Q.何回くらい通院が必要ですか?
A.インプラント治療にかかる期間は、症状によって変わってきますが、基本的には、検査・診断、治療計画の説明(手術前の説明)、1次手術・2次手術、かたどり、土台作り、最終的なかぶせ物(最終補綴 )の装着で、最低7~8回の来院が必要です。そのほか、噛み合わせのチェックや消毒など数回かかります。期間にしたら、3ヵ月から6ヵ月ほどです。
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Q.治療の期間はどれぐらいかかりますか?
A.最終の歯(最終的なかぶせ物)が入るまで、約3ヵ月から6ヵ月ほどかかります。
あごの骨の状態が十分にあり全身の健康状態が良好の場合、約3ヵ月で、最終の歯が入り、治療が完了します。
あごの骨が十分ではなく、「骨造成」など行った場合は、骨の状態によって治療期間が様々です。 -
Q.治療費はどれぐらいかかりますか?
A.インプラント治療は自由診療(保険適用外)です。診察を含め、健康保険をご利用いただけません。
インプラント(土台)の本数や種類、かぶせ物(上に装着する人工歯)の種類、骨造成の有無などによっても費用が異なってきます。
患者さまの欠損部位・体質などによって様々な治療の選択があり、そのため治療費についても患者さまごとに多様です(症状や入れる本数で、費用を抑えることも可能です)。
当院では1本473,000円(税別)が治療費の目安です。
インプラント本体は標準で最上位、かぶせ物は、当院併設のオーダーメイドのセラミック製を採用しています。
オールオン4 の費用は2,728,000円(税別)です。
料金総額・各治療費などの詳細については、お電話または受付スタッフまでお声掛けください。
相談は無料にて受け付けています。
インプラントの料金に関して詳しくはこちら -
Q.インプラント治療は医療費控除の対象になりますか?
A.基本的には医療費控除の対象です。高額医療費控除との併用はできません。
インプラントの医療費控除に関して詳しくはこちら -
Q.歯を抜いた後、すぐに歯(インプラント)をいれられますか?
A.抜歯と同時にインプラントをいれる「抜歯即時インプラント埋入術」があります。その日のうちに仮の歯を装着します。
事故で歯を失った場合や深いむし歯で歯を抜く場合など、インプラントの固定ができる時に選択できる治療法です。
特に前歯など歯がない場合困る部分に施される治療です。 -
Q.自分の歯と同じようにインプラントは噛めますか?
A.今まで治療を受けられた方の経験から、インプラントをいれてから1週間程度は、自身の歯を比べると少し固いように感じ、その後、馴染んでいきます。遅い方でも1ヵ月以内には、自分の歯とインプラントの違いを意識しなくなり、歯がない場合、楽しめなかった歯ごたえのあるものを違和感なく食べることができます。
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Q.他の人からインプラントだとわかりますか?
A.歯科医師の技術や使用する材料によって見た目はちがってきます。当院では、自分の歯とほとんど変わりなく仕上がるようにしてます。当院は歯科技工所を併設しており、患者さまごとオーダーメイドです。
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Q.医院の設備について教えてください。
A.安全性の高い治療を行うために、CTの撮影、コンピューターガイドシステム、細かな治療を確実にするマイクロスコープ(歯科用顕微鏡)を設置しています。
また当院は、インプラント手術のために設計された大学病院レベルのオペ室で手術を行い、世界水準に基づく消毒・滅菌対策をとっています。
全室が完全個室制でリラックスして治療を受けていただけます。
インプラントの不安点について
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Q.入院が必要ですか?
A.インプラントの手術は、入院の必要はありません。手術後、少し休憩をとっていただき、ご帰宅していただけます。
治療は、抜歯と同じ「局所麻酔」で行います。痛みに敏感であったり、不安がある方は「静脈内鎮静法」をという麻酔をご提案しています。うとうと寝ている間に手術を終わらせることができます。 -
Q.手術の時間はどれぐらいかかりますか?
A.あごの骨が十分にある場合とそうでない場合によって手術の時間は大きく異なります。
●あごの骨が十分にある場合:
インプラント1本埋め込む時間は約15分から30分程度です。患者さまの状態やいれる本数などにもよりますが、2時間が目安です。
●あごの骨が不足している(薄い)場合:
インプラント治療を行うための十分な骨の量を造成する再生治療技術は、患者さまのあごの骨の状態によって所要する時間が異なります。詳しくは医師にご相談ください。また手術のあと、腫れが予想されます。手術の日程などもご考慮ください。 -
Q.手術中に痛みはありますか?
A.インプラントの手術は抜歯と同様「局所麻酔」で行います。しっかり局所麻酔を行うので、ほとんど痛みはありません。意識ははっきりしているため、手術に対する恐怖心・不安感がある方にはうとうとと眠っている間に手術が終了する「静脈内鎮静法」という麻酔をおすすめしています。
痛くない治療・静脈内鎮静法に関して詳しくはこちら -
Q.手術後、痛みますか?
A.麻酔が切れた後は、痛み止めを飲んで対応できる程度の痛みです。痛みや腫れの程度、その期間は手術の範囲や骨の造成や移植の治療の有無で異なります。
「静脈内鎮静法」で手術を行った場合は、点滴で直接、痛み止め・腫れ止めを入れるため、痛みと腫れが小さくすみます。
当院でインプラントを受ける方のうち90%以上の方は、「静脈内鎮静法」を併用しており、術中の恐怖感や、術後の痛みが軽減される傾向にあります。 -
Q.インプラントの治療中、歯がない時はありますか?
A.仮の歯をいれることが可能ですが、骨を移植したり造成した場合など、その状況によってできない場合もあります。
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Q.インプラントが結合しない場合はありますか?
A.インプラントがあごの歯と結合しないケースは、最良の治療の場合でもまれに起こり得ることです。その際は患者さまに納得いくご説明のうえ、ご了承を得てからインプラントを抜き、再度インプラントの手術をすることができます。
結合しないことは100回に1度ほどの確率です。インプラントと骨が結合しなかった場合の再手術の費用は、当院では不要です。 -
Q.インプラントをいれてもMRI撮影はできますか?
A.チタン(純チタン)製やセラミックのインプラントは磁性体ではないため、MRIの画像に影響はありません。MRI検査は安心して受けることができます。
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Q.金属アレルギーを起こさないか心配です。
A.全ての金属がアレルギーを引き起こすわけではありません。
インプラント本体で使用されている金属「純チタン」は、人と相性がよく、体に優しい金属です。チタンでアレルギーが起こる心配はありません。骨折の治療に使われるボルトもチタン製です。 -
Q.インプラントは何年くらいもちますか?寿命は?
A.世界的に、インプラントの10年間の残存率は95%です。インプラントは、他の歯科治療より良好な結果が得られています。
自身の臨床経験からインプラントよりも患者さまの残っている天然歯が先にもたなくなる方のほうが多いです(特に神経を失った歯)。
インプラントを長期的に良い状態に保つためには、日々の歯ブラシなどのメンテナンスが重要です。当院では、インプラントを含めた歯の充実した予防・メンテナンスプログラムをご用意しています。ご安心ください。 -
Q.メンテナンスは大変ですか?
A.3ヵ月から6ヵ月に一度ご来院いただき、歯科衛生士のメンテナンスを受けていただきます。
基本的に天然の歯のメンテナンスと同じです。むし歯にならないインプラントですが、インプラントの歯周病(インプラント周囲炎)になります。インプラントを長くお使いいただくには、日々のお手入れが重要です。 -
Q.毎日のお手入れは難しいですか?
A.毎日の歯磨きと歯間ブラシ・フロスなど、天然の歯のお手入れと変わりません。歯科衛生士から日々のお手入れ方法をお教えします。
インプラントはむし歯にはなりませんが、歯周病になります。お手入れが不十分な場合、インプラントが動いたり、抜け落ちたりします。インプラントを長持ちさせるためには3ヵ月から6ヵ月に1度は歯科衛生士のクリーニングを受けていただきます。
インプラント治療できるかについて
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Q.歯がほとんどありません。インプラント何本いれればいいですか?
A.失ってしまった歯1本に対して、1本のインプラントをいれる必要はありません。歯が1本もない(総義歯・総入れ歯の)方の場合、最小4本のインプラントを支えにして歯(かぶせ物)12本を作る方法があります(オールオン4 ・All on 4)。
オールオン4について詳しくはこちら -
Q.あごの骨が少なくインプラントの治療ができないと言われましたが、
インプラントを入れられますか?A.当院は歯科診療先進国であるアメリカで行われている骨再生療法を取り入れているので、、骨が少なく、他院でインプラントできないと診断された方でも骨が少ないと診断された方でも、院プラント治療を受けていただけます。。
歯を失い時間が経っている場合、あごの骨が吸収されているため(少なくなっているため)骨を作る必要があります。上あご臼歯部のインプラント治療では、ほとんどの場合が骨の造成(サイナスリフトなど)が必要です。 -
Q.インプラントの治療に年齢制限はありますか?
A.原則として年齢の上限はありません。当院では最高齢84歳の男性が治療されました。
またあごの成長が止まっていない年齢ではインプラント治療を行いません。
18歳以降を目安にインプラント治療を行います。 -
Q.歯が数本残っている場合は、オールオン4 はできますか?
A.オールオン4の治療はできます。手術当日に抜歯をします。義歯や総入れ歯の方は手術当日までそのままご使用ください。
同じ日にインプラントを埋め込み、数時間後に新しい歯(仮の歯)を入れます。 -
Q.歯周病でもインプラント治療は受けられますか?
A.歯周病でもインプラント治療を受けることはできますが、治療の前に歯周病の治療が必要です。
歯周病が進行するとあごの骨を溶かしてしまいます。インプラント治療はあごの骨が十分にないと手術ができません。
むし歯にならないインプラントですが、歯周病(インプラント周囲炎)になる可能性があります。
インプラントを入れた後、定期的なメンテナンスで歯周病の管理が必要です。 -
Q.骨粗しょう症(骨粗鬆症)ですが、治療はできますか?
A.骨粗しょう症の場合、骨密度の状況などにより変わってきますが、骨造成の治療を行い、治療することが可能です。しかし、骨粗しょう症の薬の服用でインプラントと骨の結合に影響することがあります。主治医及び歯科医師との相談が必要です。
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Q.高血圧、糖尿病などの持病があってもインプラント治療を受けることができますか?
A.どちらの疾患がある方でも、数値がコントロールできている場合は、治療することができます。
「静脈内鎮静法」では、高血圧の方の場合、麻酔科医師がモニターを見ながら付き添い、必要であれば血圧を安定させるお薬を投与します。
また糖尿病の場合は感染症に気を付け、点滴と一緒に抗生物質を投与します。直接血液中にお薬が入るため感染予防にはたいへん有効です。ただし重度の糖尿病や全身疾患がある場合や麻酔ができない場合、治療ができないことがあります。事前にご相談ください。 -
Q.喫煙者ですが、禁煙は必要ですか?
A.喫煙者の方の場合、インプラントと骨がうまく結合しなかったり、患部の傷の回復を遅らせたりします。そのほか、歯周病になりやすかったり多くのデメリットがあります。禁煙を強くお薦めします。
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Q.他院で治療したインプラントの不具合で困っています。
再手術はできますか?A.インプラントの治療の失敗やトラブルは、不具合の原因を調べ、患者さまが満足していただける状態に 改善することができます。当院へ再診断、再手術にご相談に来院される方はたくさんいらっしゃいます。あきらめずに一度ご相談ください。
インプラント治療中の注意点について
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Q.手術を受ける前の注意事項を教えてください
A.前日は飲酒は控え目に、 十分な睡眠をとってください。当日はゆったりとしたリラックスできる服装で、マニキュアやお化粧を落としてください。
静脈内鎮静法を行う場合は、 4時間前までに食事を済ませて、 自家用車やバイクなどお越しにならないでください。 -
Q.インプラントの手術のあと、食事はできますか?
A.手術後、 当日より食事をとっていただけますが、熱いものや固いもの、刺激の強いものは避けてください。飲酒もお控えください。麻酔が残っている場合は、感覚が鈍っており、口の中を噛んだり舌を噛んだりするため、局所麻酔のしびれ感がなくなってからお食事をしてください。
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Q.手術当日は入浴できますか?
A.手術当日は、 シャワー程度ですませ、入浴は避けてください。他にもサウナに入ることや激しい運動も避けてください
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Q.手術後は、仕事できますか?
A.骨を造成する手術など特殊な手術の場合、当日、安静が必要です。
通常のインプラント手術の場合は、体に負担がかからない業務については、仕事ができる場合もあります、ご相談ください。
腫れや発熱がない場合は、 翌日から今まで通り生活を送っていただけます。もし腫れや痛みがある場合は抗生物質や痛み止めをお渡しします。 -
Q.手術後は歯磨きができますか?
A.手術の当日は傷口を保護するため、歯ブラシが当たらないように、そして強いうがいをしないようにしてください。
インプラント手術した周辺は、なるべく舌などで触らないようにして、1週間から10日くらいは 患部の歯磨きは避けて下さい。 -
Q.どれぐらいで噛めるようになりますか?
A.あごの骨が十分にある場合は、 手術当日に仮の歯をいれ、食事できますが、骨を造成した場合は、あごの骨とインプラントがしっかりくっ付いた状態から、インプラントで噛むことができます。どのぐらいで噛めるかどうかは、治療の内容や歯や骨の状態で異なってくるので、歯科医師にご相談ください。
インプラントのご不安な点、なんでもご相談下さい。
インプラントに関して、ご不安な点はきっと多いと思います。筒井歯科ではインプラント手術から被せ物を入れるまで筒井純也院長自ら行います。もちろん、しっかりとお話をお聞きし、治療のゴールを一緒に決めさせていただいた上で治療技術があるから、他の医院で断られた方や、知識・経験が必要な治療方法にも対応することができます。
※初診時にインプラントをご検討の方は、院長が担当します。カウンセリングご予約時にインプラントを検討していることをお伝え下さい。