こんにちは。歯科衛生士の田中です🌷
今回は、歯周病の検査では何が分かるのか?ということについてお話します。
歯周ポケット検査
歯周ポケットの検査は歯周病の進行状況を評価するために必要な検査です。
検査の方法は、プローブという器具を使用して歯ぐきの深さを測ります。歯ぐきの中をよく調べることで、歯周病の進行状態をチェックします。
歯の周囲の深さを記録していき、深ければ深いほど歯周病が進行していることになります。
歯周ポケットの深さの違いによる状態の目安は以下の通りです。
・3mm以下→健康
・4~6mm以下→軽度〜中等度の歯周炎
・6mm以上→重度の歯周炎
出血の有無
歯周ポケットの深さのほかにも出血などから歯周病の進行程度や炎症の有無を調べます。
また、歯の根の形や歯石がついているかの確認も行います。
このプローブという器具から伝わる感覚で見えない部分の歯の根の形や歯石の有無がわかります。
歯の動揺度検査
調べたい歯をピンセットではさんで動かし、そのときの動く状態によって歯周病の進行度を調べます。
このように、様々な検査を行い歯周病の進行度をチェックします。毎日歯を磨かないと虫歯になってしまうのと同じように、歯周病のクリーニングは3ヶ月に1度は最低でも受けた方が安心です。 こまめなお手入れ、こまめな検査が歯を長持ちさせるコツです。
いつまでも健康な歯でいられるよう、歯科医院に来院され、歯周病の検査を受診してみてください。