歯ぎしり／治療で歯ぎしりを改善する方法

こんにちは！歯科衛生士の福田です🌷

今回は歯ぎしりについてお話します。

歯ぎしりを止めることはなかなか難しいと思いますが、少しのことで改善できます。

＜活動時＞

活動時には以下のことに気を付けてみてください。

・ストレスを溜め込まない
・上の歯と下の歯が接触していることに気がついたら直ちに離すように意識する
・くちびるを閉じて上の歯と下の歯を合わせないように意識する
・くちびるやほほの周りの力を抜く
・極力リラックスをする
・左右均等に奥歯で少しずつ噛む
・極端に固い物を噛むことを控える
・食事時に強く噛まず、噛む回数を増やす（1口で20～30回）
・頬杖をつかない
・質の良い睡眠を心がける
・寝る前の飲酒やカフェインは控える
・禁煙をする

〈睡眠時〉

マウスピースの使用

寝ているときの歯ぎしり・くいしばりは噛む力をコントロールできません。
寝ているときの歯へのダメージを減らすために歯ぎしり用マウスピースの使用をお勧めします。

マウスピースの効果

✔️ マウスピースが代わりに削られることで、歯の擦り減りを防ぐ
✔️ 負荷を歯全体に分散させることで、歯や被せ物などの破損を防ぐ
✔️ 歯茎や顎の骨、顎の関節を歯ぎしりの力から守る
✔️歯ぎしりによる筋肉の緊張を緩和する

歯ぎしり用マウスピースは保険を使って作ることができるので、費用も5,000円程度で済みます。当院では一人ひとりの噛み合わせに合わせてオーダーメイドでお作りします。

睡眠中の歯ぎしり・くいしばりでお悩みの方は、簡単に作成できますので、ぜひご検討ください。

未だ歯ぎしりを完全になくすことのできる治療法はありません。必ずしも歯ぎしりは、悪いものではなく、ストレス発散の為の生体反応であり、適度な歯ぎしりをコントロールすることが大切です。しかしながら、歯ぎしりがひどい方は歯が折れたり、口が開かなくなることもあります。
状態が心配な方・顎が痛い・歯がしみる等の症状がある方は歯科医院をなるべく早く受診してください。