こんにちは☀︎歯科衛生士の田中です。
暖かくなってきて過ごしやすい季節になってきましたね!
寒暖差がまだありますので、お身体にお気をつけください。
今回は、歯周病についてお話しします。
歯周病とは
歯周病とは歯の周りの組織に起こるすべての疾患の総称です。
症が歯肉だけに留まっている状態を「歯肉炎」といい、炎症が歯を支える骨(歯槽骨)や歯根膜にまで広がっている状態を「歯周炎」といいます。
歯周病は30歳以上の成人の約80%がかかっていると言われています。
歯周病の3つの危険
①骨がとけて歯が抜ける
歯周病とは歯の周りの組織に起こる全ての疾患の総称です。歯周病菌は歯周ポケットを作りながら、歯茎の奥へと進んでいき、やがて歯を支える骨(歯槽骨)を溶かしはじめます。そして支えを失った歯は徐々にグラグラになっていき、最後は抜けてしまいます。
歯を失ってしまう原因の1位はむし歯ではなく歯周病です。
②自覚症状が少ない
歯周病は、初期段階では目立った自覚症状がほとんどありません。しかし、ゆっくりと確実に進行していきます。
激しい出血や痛み、歯が揺れるなど、明らかな自覚症状が出る頃には重度の歯周病になっていることもめずらしくありません。
③歯磨きでは治らない
歯周病になると、歯と歯茎の間に隙間ができます。これを歯周病ポケットといいます。
歯周ポケットに入り込んだ細菌(プラーク)や、細菌のすみかとなっている歯石は、歯磨きだけでは除去することはできません。
歯周病は見た目だけではわかりません。
そんな歯周病を早期発見するために、歯科医院で歯周病の検査をおすすめいたします。