こんにちは、院長の筒井純也です。
インプラント治療とは?
デンタルインプラントは、いろいろな理由で歯を失ってしまった時にもう一度、自分の歯のように噛むことができるようになる治療です。
治療が終わると自分の歯が生えてきたようにご自身の体の一部となり機能してくれます。
しかし、何も問題が起こらないかというと、注意しないといろいろな問題が起こる場合があります。
7年ほど前になりますが、私がニューヨーク大学のインプラント科に在籍し、治療にあたっていた頃から、最新医療や難しい治療を受け持つ大学の医療現場では、インプラントした後に問題が起こってくるケースの対応をしておりました。
問題といってもいろいろなものがあります。
歯が壊れた、ネジが緩んで歯が動く、見た目が悪い、インプラントが折れた、
インプラントが腫れてきたなどなど、、、
その理由となると、それ以上にいろいろなことがあります。
従来の歯が悪くなる原因(歯周病、虫歯、噛み合わせが悪い)に加え、
インプラント治療の方法、歯科医師側の知識、インプラントメーカー各社のコンセプト(最先端のコンセプトが間違っていることも)、歯を作る工程やインプラント自体の品質なども問題になります。
ニューヨーク大学には、世界中の患者さんが来られていたので、対応しなければならないインプラントシステムも多岐にわたり、苦労させられると同時にとても勉強になりました。
もしインプラントに何かあった時に、インプラントの種類を特定するのは記録が残っていないととても苦労します。
この種類がわからないと正しいリカバリーが難しくなります。
そのようなことから、当院ではインプラントの治療後に保証書にしっかりとインプラントの品番の情報も記載させていただき大切な情報であることをご説明しております。インプラントの歯を作る時の模型も保管しております。
通常模型は医院で保管させていただいておりますが、遠方に転居されて通院が困難な場合は、模型もお渡ししております。
皆様は、ご自身のインプラントがどのメーカーでどの種類かご存知ですか?
知らなくてもいいですが、医院に記録が残っていて照会できるか、手元にあることがとても大切です。
これに加えて、インプラント治療後のレントゲンや写真などもあるととてもいいです。
何かしらの理由で転院される場合は、
上記の情報をもらい新しい歯科医院で情報を共有していただくと、
メンテナンス時、もしものトラブル時にも、適切な対応を受けていただきやすくなると思います。
インプラントの仮歯
インプラント治療時にお作りした模型
フェスティバルタワー筒井歯科では、インプラント治療を行なった患者さまの
模型や仮歯などは保存していますが、通院できなくなった方には、お渡ししています。
肥後橋・西梅田・渡辺橋・中之島・淀屋橋/フェスティバルタワー筒井歯科