こんにちは、院長の筒井純也です。
みなさま、ご存知でしょうか?
日本は一度、歯科医師になると歯科医師免許の更新期限はなく、歯科医業停止・免許取消を医道審議会により決定されない限り生涯にわたって有効である。
言い換えると基本的に、なってしまえば何も努力せずともそのまま歯科医師として働けます。
アメリカはどうでしょうか?
アメリカの場合、多くの先進国同様、歯科医師免許更新の制度があります。
日進月歩で歯科医療も発展していますし、医師も成長しなければいい医療を提供できませんので、生涯継続学習が大切です。
アメリカは歯科先進国であり、教育制度もとても整っているといわれています。
New York大学に留学して、アメリカの歯科教育の素晴らしさを確信しました。
ですので、日本に帰ってきてからも、最善の継続教育を受け続けたいと強く思っていました。
そのように念じているといいご縁を引き寄せルことができ、アメリカの教育機関–Seattle Study Clubと提携して日本で活動していくチャンスを得ました。
(Seattle Study club は世界最大の歯科医師へ継続学習を行うアメリカの教育機関)
現在、Seattle Study Club of Japanを発足し、国内外から演者を招き年に10回の活動を行っております。
教育に携わることにより、歯科医師として大きな成長に繋がっており、本当に感謝しています。
『2017 SSC Symposium 』
今年もSeattle Study Clubが開催するAnnual symposiumに参加してきました。
今回は Four Seasons Resort Orland at Walt Disney world resort で開催でしたが、
アメリカの中では今まで泊まったホテルの中で一番良かったです。
普段は泊まることはなかなかないグレードのホテルなのですが、学会の計らいで安く宿泊させてもらえました。一流の空間やおもてなしも勉強になりました。
学会は臨床的なことのみならずマネージメントや人生において大切なことをいろいろな観点から学べる学会です。
また、この学会は誰でも参加できるわけではないクローズな学会なので、とても参加者と講演者の距離が近くいい関係を築くことができるため、身近で多くの超一流の考え方や振る舞いに触れることができ良い影響受けることができました。
左から
Dr. Marco Brindis – LSUHSC School of Dentistry 補綴科の准教授
Dr. Gerard Chiche – Georgia Regents University College 審美&インプラント科 教授
Dr. Ariel Raigrodski - University of Washington 保存修復科 教授
Dr. Markus Blatz - University of Pennsylvania 保存修復科 教授
Dr. Neil Star - Implant Dentistry Quintessence International Dental Journal 元編集委員
Ms. Kimiyo Sawyer –Cusp Dental Laboratorry 代表
学会では歯科におけるデジタル技術の応用が世界の最前線でどのように実績を上げているのか、これまでのインプラント治療の結果問題になって来ていることを整理し、その改善策の提示があり日々の臨床に直結する貴重な情報を得ました。
また、ハンズオンも多くあり、とても勉強になりました。特に良かったのは、世界の審美歯科の権威であるDr. Chiche から前歯の修復治療に関する実習に参加したことです。
日本では手に入りにくい最新の専門書も割安に購入できました。
著者にサインいただき、質問もさせてもらえました。
母校New York University の恩師と学友にも会えました。
自身の仕事の分野の世界でトップクラスの人たちとの出会いが自分を成長させてくれています。
このような機会に巡り会えたのも家族、友人、仕事仲間、周りの人たちのサポートのおかげです。
感謝して帰国後も頑張って行きます。
フェスティバルタワー筒井歯科 院長 筒井純也
肥後橋・西梅田・渡辺橋・中之島・淀屋橋/フェスティバルタワー筒井歯科