こんにちは。院長の筒井純也です。
インフルエンザや風邪が流行する季節になってきました。
インフルエンザや風邪の予防といえば一般的に
人混みを避ける、手洗いやマスクの着用、湿度管理を行う、休養とバランスのとれた栄養摂取などがありますが、他にもとても有効な手段をご存知でしょうか?
それは、歯磨きです!
タイミングが重要で『朝起きてすぐに磨く』ことがとても大切になります。
夜寝ている間に、口の中の細菌は繁殖し、朝起きて直ぐのお口の中は雑菌(細菌、ウィルス)でイッパイなります。そのまま歯磨きをせずご飯を食べると大部分を飲み込んでしまいウィルスを体内に取り込みやすくなります。また、インフルエンザウィルスが体の中に侵入し増殖するには、プロテアーゼという酵素が関与します。そして、この酵素はお口の中の細菌が作り出しています。お口の中を不潔にしていると、増殖した細菌とそれに伴いプロテアーゼの量も増え、インフルエンザにかかりやすくなってしまうのです!!
ある介護福祉施設で行われた研究では、歯科衛生士が、歯磨きや磨き残し(歯垢)の除去を行ったところ、実施されていない他の施設と比べて、インフルエンザの発症率が10分の1になったという報告もあります。
インフルエンザを予防する為に、起きてすぐに、歯磨きをする習慣を始めてみてはいかがでしょう。
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