皆様、こんにちは。院長の筒井純也です。
がんは、日本において昭和56年より死因の第1位となりました。現状では、年間36万人以上の日本国民ががんで死亡しており、これは、3人に1人は”がん”が死亡理由となっております。日本は口腔がんの死亡者数が先進国で唯一増加しています。
皆さんは年に一度、定期的に学校や職場、医療機関などで検診を受診する機会があると思いますが、一般的な検診は対象の病気を定めずに、病気の早期発見を目的としています。それに対し、がん検診は体にがんがあるかどうか調べる検診です。
胃、大腸、乳房や口腔など、がんができる部位が異なればがんの特徴も変わってきます。
がん検診では、それぞれのがんを調べるのに適した検査が用意されています。口腔がん検診もその一つですが、早期発見のための個別検診率は欧米が約80%に対して日本は2%程度です。口腔がんは進行すると舌や顎、頰を切除する可能性が高く、食べたり話すことに支障が出るだけでなく見た目の悪さから生活の質が著しく下がる悲惨な病気です。
口腔がん検診は簡便で、痛みもない検査です。がんは早期発見がカギになります。
ぜひこの機会にがん検診受けていただければと思います。
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